薬膳・漢方検定を受けてみた!

日常

前々から本屋などのポスターでちらりと見ていた「薬膳」「検定」という言葉。
気になっていたのですが、「薬膳」・「漢方」という言葉に薬的なイメージでなんだが難しい検定なのではと感じて受けようとは思っていなかったんですが・・・

体調が不良が重なるなかで薬膳料理とか食材の知識とかにかなり興味を持つようになって「薬膳・漢方検定」を受けてみようと思いました。検定をうけてみての分かったことなどをここで紹介します。

自分の体調管理にも役立つので、検定自体はかなり気軽に受けれますので興味のある方は受けてみてはどうでしょうか?

薬膳・漢方検定とは、どんな検定?

主催してるのは日本漢方養生学協会

2008年より漢方養生指導士の資格認定をしている一般財団法人日本漢方養生学協会が主催している検定です。漢方養生指導士といえば有名人であればアンミカさんが持っている資格です。

薬膳・漢方検定では何を学ぶ?

先人たちが培ってきた漢方の理論と薬膳の基礎を学ぶことができます。
食や薬膳を通して自分や周りの健康について考えることができます。

漢方=漢方薬のこと
薬膳=高麗人参などの珍しい食材のみを使って行う特別な食事レシピ

 ではありませんので、固いイメージはありませんでした。

漢方・・・古代中国医学における自然哲学を基に日本の風土・気候に合わせて深めた病気を未病に防ぐ知恵。漢方薬、鍼灸、あんま、気功、薬膳などすべてを含める
薬膳・・・漢方の理論に基づいて食べる人の状況に応じてレシピを作る食事

身近にある食材や旬の食べ物や昔からの季節や時期、体の状態に合わせた健康的な考え方と学んでいくという感じでしたので。
「生姜は体を温める」など、普段からなんとなく聞いたことある知識などもたくさん出てきますので、まったく知らないことを一から学ぶようではないので初心者でも学びやすいです。

よくありませんか?体がしんどいけれど病気というほどではない、こんな状態にどうすればいいかわからないまま過ごすなんてこと。健康とは小さな積み重ねで崩れていったり保てたりすると思うので、

未病への健康管理についての知識を学べるのが素敵だと思いました。

検定の問題数、問題形式、時間は?

  • 四者択一式のマークシートの100問(100点満点)
  • 試験時間60分
  • 基準は正解率が概ね70%以上で合格
  • 毎年9月と2月に開催されている

検定はどうやって受けるの?

教材は出版されている薬膳漢方検定公式テキストで

薬膳漢方検定公式テキスト」1冊の内容が検定で出ます。
テキストのお値段も約1600円と値段も手軽で170ページぐらいのA5サイズの本なので持ち運びも便利で短い合間の時間でもテキストをみて勉強することができました。イラストや写真も豊富で読みやすいです。教材はこの1冊になります。

検定はどうやって受けた?

オンライン検定なのでネットで申し込みすれば受けることができます。登録も簡単にできます。

検定は様々な検定を取りアッ買っている「日販の検定ポータル 検定、受け付けています」を通して検定を受けることができます。そのため「検定、受け付けてます」の「マイページ」登録が必要です。

オンライン検定なので、自宅等でカメラ付きパソコン・スマートフォン・タブレットを使って受験できます。

検定内容と難しさや合格率は?

前述したとおりこのテキスト1冊まるまるから検定内容が出題されるので、この1冊を勉強しておけば独学でも十分大丈夫でした。
合格率94%とかなり高いです。
なのできちんと勉強していれば必ずとれる検定でもあります。

私も仕事の合間に1か月ほど勉強して検定に受かることができました。

検定の過去問集は?

検定内容について「薬膳・漢方検定の問題は非公開です。受験後の問題内容・解答・正答は公開されません。」と記載されているように。
残念ながら検定の問題集や過去問のテキストはないので、検定公式テキストに検定対策集と模擬問題と各章の終わりに〇×問題が掲載されているので検定に向けて雰囲気を掴むことになります。
私も過去問がなく検定の問題の情報がないため不安でしたが、受けた方の感想で言っているようにテキストをきちんと学んでおけば試験では困ることはあまりなかった感じです。
ちなみに「検定受け付けてます」でも5問ほど練習問題があります。

また個人で問題集を作成されている方もいるようです。

検定受けてみて検定向けての私的な勉強方法ポイント


内容では食材の知識を覚えることだったり、古代中国医学を基にしていますので東洋医学の自然哲学の基礎みたいなところを覚えるのが少し大変な部分でもありました。
しかし、出題されるポイントは「五行配当表」「食材の働き」「養生」について押さえていれば検定を受けても問題ありません。特に五行配当表を書けるぐらい覚えておくとかなり検定を受けた時にとても活躍しました。コラムからも問題が出るので読んでおくといいです。


私も勉強では五行配当表を紙に何度も書いて覚えました。覚えると問題とく時にとても便利です。
また私的な意見ですが、「五臓」など西洋医学とは似ているけど少し意味合いが違うこともありやや混乱するところもありますが、深く追及するのではなく最初ふんわりと覚えていくのがいいかなと感じました。古代医学という調べれば調べるほど色んな人の考えや意見があるので様々な知識に左右されず、まずは公式テキストをメインに情報をいれるのが分かりやすいと思いました。

また、合格対策講座が開催されているので不安な人や学びを深めたいひとはそれを受講することもできるようです。

検定後の結果は?

検定後は1か月半ほどで結果が「検定、受け付けてます」の「マイページ」の「結果の確認」で結果がみられ、自宅に検定合格のお知らせと合格証書などが届きます。
検定の問題内容はかえってきませんが、検定の採点結果のお知らせも同封されているので自分の点数を知ることができます。点数は「検定受け付けてます」でもみられます。

検定を受けて良かったこと

台所は薬箱と書かれているように検定で学んでそれを感じることができました。日頃から身近に使っている食材にそんな効果や作用が分かれば、料理するときに季節や自分の体の状態に応じて楽しく料理を考えれるようになりました。

自分の体が調子悪いときにハトムギとレモングラスのお茶を好んで飲んで体調不良が軽減した時に検定で学んだことが少しでも結びつくと、「なるほど!」とひとりで嬉しくなりました。
お買い物でもこの食材を買おうとか、体のこと考えて食材を選び料理を作るとお買い物もいつもと違って新鮮な目で楽しめます。また自分だけでなく家族や周りの食事も考えれるのもいいと思いました。昔の人たちの長年の知識から得られたものなので安心と納得できる根拠がありますね。

最近は気候も変動が激しく寒暖差や乾燥、花粉など体へのストレスも強いです。女性であれば体の冷えやお腹の調子が良くないなど色々と体調不良がでてきます。

そんな時に基礎的ではありますが検定の知識があるだけですこしでも未病にむけて健康管理ができるのが素敵だと思いました。今後も役立つと思います。

興味のあるかたは、受けてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました